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脳の情報入力と定着について 

脳研究者の池谷裕二氏によると、脳は情報の入力と定着を同時にできない不器用なところがあるそうです。

 

【情報の入力】

寝ることで、情報を整理整頓します。

よって、寝る直前に勉強した内容は記憶の定着がよくなります。

昼間でもぼーっとすることがありますが、その時間も脳が整理整頓をしているそうです。

休憩時間にゲームやテレビ、音楽を聴きたくもなりますが、この行為は入力モードに該当するとのことです。ぼーっとすることで、寝ることと同じ効果があるようです。これをアイドリング思考といって、勉強の一環になります。

 

【情報の定着】

覚えたことを保持する、情報の定着には、出力することが大事になります。

勉強したことを周囲に説明することで、意外とわかっていなかったことがわかります。

また、楽しむと情報の吸収も早くなります。

 

できれば、勉強を楽しみ、覚えたことを話しながら続けられるといいですね。

 

 

福島県家庭教師協会 相馬事務局  教務部 高橋 浩和

 

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