脱「だいたい」

母親:「勉強終わったの?」
子供:「だいたい終わった。」
よく耳にする親子の会話です。
ところで、この「だいたい」という言葉の意味を辞書で調べると、「細かい所は除いた、主要な部分」と記載されています。
つまり上記の会話で子供は、教科書やワークの主要な部分は勉強したが、細かい所(繰り返しの演習や間違い直し)はまだ終わっていないという事になります。
子供の心境としては、まだテストに向けての自信がない、またはテストでよい点数が取れなかった時の自己防衛からつい言葉を発してしまったのかもしれません。
ところでこの「だいたい」の状態でテストを受験した場合、どうなるでしょう。
テストは基本問題から応用問題まで幅広く出題される為、当然細かい所まで勉強をする必要があります。
100点満点を目指すのであれば、相当な演習量や時間を必要とします。平均点くらいの点数は取れるかもしれませんが、その結果で満足できる人は少ないのではないでしょうか。
例えですが、今後もこの「だいたい」で行動したとします。
自転車を運転していて、「だいたい」安全確認をした、それでは一歩間違えると大事故につながり、命を奪われる危険もあります。大好きな子ともう少しで仲良くなれそうだったのに、「だいたい」の気遣いしかしていなくて怒らせてしまったなどあるかもしれません。
つまり、「だいたい」では結果につながりません。結果を出す為には、事前の準備をどれだけ行うかが重要になってきます。
自分もよく「だいたい」という言葉を使っているなと感じる人は、これをきっかけに「完璧」「バッチリ」を心掛けてみませんか。
いわき事務局 専属教師 武田