県立高校入試倍率について
福島県立高校の一次倍率が出ました。
いよいよ入試直前といった雰囲気になってきました。
志願先変更を検討する人、倍率が低くてほっとする人、反応は様々かと思いますが、毎年注意していることについて、いくつか述べたいと思います。
定員割れしているからと言って全員合格ではない
毎年誤解されている方が多いのがこれです。
定員に達していないと、全員合格すると思っている人が多いですが、そんなことはありません。
基本的に各学科で「基準点」を設定していますので、定員に満たないからと言って、全員を合格させるようなことはありません。
ですから、出願先が定員割れしているからと、油断するようなことは絶対にやめてください。
今まで同様に、受験対策を行いましょう。
無理して上の学校に行くよりも、一つ下げて上位にいたほうがいい
これも気を付けなければいけないことです。
特に普通科を目指す人に多い考え方ですね。
この考え方ですが、非常に危険な考え方だと思います。
まず、一つランクを下げたからと言って、履修内容が変わるわけではありません。ですから、やらなければいけないことは一緒なのです。
ランクを下げて上位にいたいのであれば、偏差値でいうと10くらいは下げなければいけないと思います。
入試前に弱気にならず、少しでも上を目指していただきたいです。
倍率が出ると、例年、こういった相談が増えますので、こちらにも記載しようと思いました。
残り三週間です。
後悔しないように準備していきましょう。