プロ家庭教師による「完全マンツーマン指導」福島県家庭教師協会

TOPICS from KATEKYO

  • TOP
  • TOPICS
  • 県立安積中受検に向けての学習について

県立安積中受検に向けての学習について

県立安積中学校が開校する令和7年度の福島県立中学校入試までいよいよあと数ヶ月となってきました。

受検をお考えの生徒さん、保護者の方、対策学習は順調に進められていますでしょうか。

 

残りわずかな期間、やみくもに勉強するよりも適切な学習内容で効率よく学習できるよう重視すべき点をまとめてみました。

 

【適性検査Ⅰ】 言語に関する内容

英語の聞き取り問題が出題されます。聞き取りについては内容さえ理解できれば難易度的にはそれほど高くは無いと思われます。そもそも聞き取れるかどうか、ですので聞き取りが苦手な生徒さんは実際の英語の発音に慣れておくことです。英会話などで慣れている生徒さんにとってはそれほど難易度は高くないと予想されます。反対に、慣れていない生徒さんは実際の発音に慣れておくように聞き取りの練習をしておきましょう。

国語については読解力はもちろんですが、記述力の養成も重要です。本文から答えを抜き出す問題については内容を理解すると同時に、解答に記入する際に決められた時数制限で上手にまとめられる力が必要となります。文章を要約する練習などをしておくと良いでしょう。

作文については〇文字以上~〇文字以内、〇段落構成にしなさいといった条件をしっかりと満たしつつ、自分の考えを書くことですが、テーマをきちんと理解することも重要ですので、日々ニュースなどで報じられていることがら(環境問題など)にも関心を持っておきましょう。

適性検査Ⅰについては教科書から得られる知識以上に応用力、特に読解力、記述力が求められます。短期間での要請が難しい分野かもしれません。教科書の内容より実践問題を数多くこなしておきましょう。

 

【適性検査Ⅱ】 数量や図形に関する内容

単に計算力だけではなく、むしろ難解な問題文を正確に理解し、情報を整理してどのような式をたてれば答えを導き出せるか、という応用力が必要となります。また、答えだけでなく、答えの求め方まで記述しなけければならないケースもありますので、適性検査Ⅱでもある程度の記述力は必要となります。

図形については問題用紙という平面に描かれた図形を頭の中で立体として正確にイメージし、その立体を頭の中で並べたり回転させたり、という作業も必要となると思います。この点については計算力とはまた別な能力が必要となりますので、実践問題に数多く触れておきましょう。

適性検査Ⅱも知識以上に応用力が重要で、非常に難易度も高いと思いますが、ここで高得点を取れるようであれば合格の可能性が高くなるものと思います。

 

【適性検査Ⅲ】 自然や社会に関する内容

主に理科・社会の内容です。適性検査Ⅰ・Ⅱと比較すると差が出にくい内容かもしれません。理科・社会の教科書の内容(知識)を頭に入れておかないといけません。注意しないといけないのは、受検が実施されるのは1月ですが、公立の小学校の進度を考慮すると、学校の授業よりだいぶ早く教科書の内容を先取りして知識を頭に入れておく必要があります。出来れば11月くらいまでには教科書の内容を終わらせておきましょう。ただし、こちらも知識だけではなく、実施要項にもある通り(※県立中学校入試選抜実施要項)、問題発見・解決能力、思考力、判断力、表現力などが要求されます。知識を頭に入れておくことと並行して、やはり実践問題には多く触れておきましょう。

 

 

本番まで残りあとわずかとなってきましたが、ストレスや体調管理にも気を付け、本番に向けてしっかりと学習に励んでください。今からでも私たちに出来ることがあればお手伝いさせていただきます。また、ご相談などでも結構です。県立安積中に限らず、会津学鳳中やふたば未来中なども同じ内容となります。県立中学校受検に向けてご心配な方はお気軽にご連絡ください。

 

福島県家庭教師協会 郡山事務局 担当:林

TEL:024-934-8800

 

「TOPICS from KATEKYO」一覧へ戻る

ページのトップへ