東北の大学入学共通テスト平均点が低くなっている
仙台市にある予備校が発表した東北の受験生の大学入学共通テストの平均点が大きな話題になっています。
問題をすでに見た人もいるかと思いますが、今年の問題は、非常に難しかったと思います。その中で、東北の高校生の平均点が、国公立理系型(5教科7科目 900点満点)で476.3点で全国平均を46.6点下回っています。国公立文系型(5教科7科目 900点満点)は490.3点で、全国平均を29.4点下回っています。
おそらく原因はいくつもあると思いますが、それよりも、全国との差がこれだけあることをまずは自覚する必要があると思います。いうまでもなく大学入試は、全国の高校生との競争です。周りの同級生と同じように過ごしてしまうと、全国との差は縮まらない可能性があります。まずは、自分の学習習慣を見直してみましょう。
全国と差をつけられている要因として、個人的な見解ですが、学習量の不足とスタートの遅さが挙げられると考えています。
学習量の不足については、「自主的な学習」の量です。学校の課題は「与えられた学習」です。そのほかに自分で必要なものを分析し、考えて学習している人がどれくらいいるでしょうか。目の前の課題だけをこなし続けたら、いつの間にか受験直前になっていたのでは、間に合わないですよね。
スタートの遅さについては、「言い訳の多さ」と言い換えてもいいかもしれません。一番多いのが部活動です。ここで誤解してほしくないのは、部活動を一生懸命にやりながら学習している人がいないわけではありません。部活動を全否定するのではなく、部活動を言い訳にしている人が多いと感じているということです。ただ、部活動を引退してからの学習で間に合うほど、大学入試は甘いものではありません。3年生になる前から、ゴールを見据えた計画を立てるようにしましょう。
福島県家庭教師協会では、具体的な学習計画の作成をお手伝いさせていただきます。普段は定期テスト対策や学校からの課題に追われてしまっているという人は、一度相談してみてください。目標から逆算したオーダーメイドカリキュラムを一緒に作ります。お気軽にお問い合わせください。
また、福島県家庭教師協会の学習塾部門であるKATEKYO学院では、この春から、オンラインでの共通テスト対策講座をスタートさせます。下のリンクから対象ページにアクセスしてみてください。