プロ家庭教師による「完全マンツーマン指導」福島県家庭教師協会

TOPICS from KATEKYO

  • TOP
  • TOPICS
  • 勉強の「やる気」について

勉強の「やる気」について

勉強をいざ始めようと思っても、やる気が出なくて勉強に集中できないという声をよく聞きます。「どうしたらやる気が出ますか」という質問もよく聞きます。では、やる気はどのように出せばいいのでしょうか。

 

結論から言うと、「やる気」は、あるに越したことはないけれども、なくても別に構わないと思います。誤解しないでいただきたいのは、「やる気がないから勉強をしなくてもよい」ではなく、「やる気の有無に関わらず、必要なことはやらなければならない」ということです。

 

そもそも、勉強というものは、正直、そんなに楽しいものではないと思います。でも、目標を達成するためには、絶対に必要なものです。スポーツを例にしてみるとわかりやすいかもしれません。スポーツの試合は、とても華やかです。ですが、選手たちは、その試合時間の何倍も、練習やトレーニングをしています。部活の練習もそうですが、基礎練習って、あまり面白いものではないですよね。ただ、その面白くない練習やトレーニングを続けることが出来る人が、成功できるのです。勉強も一緒で、楽しくない日々の勉強をこなすことが出来る人が、目標を達成できるのです。やる気の有無ではないのです。やる気がなくてもやるんです。「やる気がない=才能がない」ではなく、「やる気はない。でも、やる」そう思うようにしましょう。

 

勉強は地味です。けれどもやらなくてはなりません。やらずに頭がよくなるなんていう話はありません。でも、この当たり前のことを理解し、地味な勉強を継続できる人と、理解はしていても継続できない人がいます。続けられない人も、勉強が大切だなんてことはわかっているのです。

では、継続できる人とできない人の差は何でしょう。根性でしょうか?気合でしょうか?

私は、逆算が出来ているかどうかだと思います。地味な勉強を継続できる人は、その勉強の先に、目標が見えているのだと思います。「今取り組んでいる勉強が、志望校の試験のどこで役に立つのか」「この勉強をしないと、ほかの受験生にどれだけ差をつけられてしまうのか」ということが、しっかりと意識できているのだと思います。勉強を継続できない人は、地味な勉強の先にある未来をイメージすることが大切です。

やる気がなくても、やり続ければ、力はつきますし、目標に到達できるのです。

 

やる気が出なくて勉強ができない人は、次の項目をチェックしてみてください。

①なぜ、その勉強をしなければならないのか。

②その勉強をすることで、どんな能力が身につくのか。

③その能力は、目標達成において、どれくらい役に立つのか

④その勉強をしないと、まわりにどれだけ差をつけられてしまうのか。

「TOPICS from KATEKYO」一覧へ戻る

ページのトップへ