分かると出来るの違い
生徒さんとのお話の中で、授業の内容はよく分かるけれど、
テストになると出来なくなるということをよく耳にします。
これはいったいなぜなのでしょう。
ほとんどの人がしっかりと説明を聞けば、
そのことに対して理解することは出来るかと思います。
しかし、大半の人が理解しただけではその物事を一人で出来る、または解決出来るようにはならないのです。
なぜなら人間は忘れてしまう生き物だからです。
エビングハウスというドイツの心理学者の研究によると、
今得た知識が何もしなければ1週間で約8割忘れてしまうとのことです。
テストの為に1週間前に勉強したとしても、
その後何もしなければ本番では忘れてしまうということです。
では何が重要になってくるかというと、復習です。
よく耳にすることですし、よく言われることだと思います。
しかし、その重要性を改めて考えて欲しいと思います。
様々な塾で先の内容をどんどん予習するという傾向が見られますが、
成績の向上には復習、振り返りが必要不可欠であると考えます。
当協会では、そんな振り返りの指導を1対1でしっかりとサポートすることに
重きを置いていきたいと考えます。
郡山事務局 教務部 佐藤 克浩