共通テスト 英語リスニング
これまでセンター試験のリスニングと筆記試験の比率は、1:4でした。
2021年度の大学入学共通テストから、リスニング:リーディングは、1:1になります。
リスニングが半分を占めることになります。
【試行テストの傾向】
これまで実施された試行テストの傾向を整理すると以下のようになります。
①制限時間は変わらないものの、問題数・ページ数が増え、読み上げる単語数も3割増加。
②センター試験で問題の読み上げが2回だったものが、共通テストでは1回になる所も出てくる。
③英語の発音のルールがわかっていないと聞き取れない所が出てくる。
④問題の設定では、センター試験ではみられなかった 「説明」「自己紹介」「講義内容」「意見を求める」などを取り上げた問題があり、実際の日常を設定した場面が意図されている。
全体として、英語を聞き取ることだけでなく、発言の要旨を理解したり、複数の意見の比較・整理をして成否を判断することも求められる。また、問題冊子に記載されたノートにメモを取る問題など、音声を聞きながら作業を行う必要がある問題も出題されている。
以上の点をおさえた上で、対策を練る必要があります。
相馬事務局 教務部 高橋 浩和