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【高校生物】 基本的な勉強のやり方

高校の生物では,中学校の理科で学んだ生物の内容をふまえて,さらに詳しいことを学びます。多くのことを理解し“暗記し”なければならない。“覚え”なければならないということになります。

 

そこで,ここでは勉強のしかたについてのアドバイスをいくつか挙げてみたいと思います。

 

(1)教科書を読む → (2)基本問題をやる → (3)応用問題をやる

 

この手順で行うのが1つの基本形だと思います。これにしたがって勉強するときのアドバイスです。生物以外の科目にも適用できる基本的なことです。

 

[アドバイス1]

教科書を読むことによって勉強しますが,かいてあることを完璧に理解し覚えようとすると,時間がかかり過ぎる場合があります。

学習したい範囲をある程度読んで頭に入れたら,基本問題に取り組む

 

[アドバイス2]

問題学習は,問題に答えてから解答・解説を確認し,できなかった問題はもう一度挑戦する。これをくり返して,全問正解になるまでもっていく。

 

[アドバイス3]

問題ができない理由として,基本事項が理解できていない,覚えられていないということが挙げられます。

教科書に戻って問題を解くのに必要なことを探し,読み直す

その時,書いてあることの内容をきちんと認識すること,書いてあることをある程度イメージすることを意識してみましょう。一度わかったと思ったことでも,自分では気づかなかった何かがふくまれていることがあります。前に勉強したときに見逃したことがないか注意して行うことを心がけましょう。

 

[アドバイス4]

くり返すこと。反復学習です。一度覚えたと思っても時間が経てば忘れてしまいます。

例えば,①学校の授業直後 → ②定期試験日一週間前まで復習 → ③定期試験日前日

 

[アドバイス5]

教科書を読んでもはっきりしない,もっと詳しく知りたいなどと思ったら,資料集,その他の書籍,インターネットなどで調べてみるのも良いでしょう。

 

以上ようなことは,すでにわかっている,実践しているという方もおられることかと思います。そんな方でも,より効果的で効率的な勉強法を考えるための参考あるいはきっかけになればと思います。

 

いわき事務局 専属教師 杉山 広徳

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