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【福島県 高校受験】Ⅱ期選抜試験 傾向と対策 <英語>

〇(英語の傾向)〇

大問 内容 大問 内容
リスニング 対話文
文法 長文、英作文
資料読み取り、語彙、英作文    

 

(大問1の傾向)

大問1はリスニングで、放送問題1~3に分かれています。

放送問題1は放送される対話文から、適当な状況が描いてある絵を選択する問題。

放送問題2は放送される対話文から、適当な英文を完成させる空欄補充問題。

放送問題3は放送される対話文から、適当なものを選ぶ選択問題。これら3つです。

 

放送問題1,3は選択問題のため正答率が高いです。放送問題2は記述ですので放送問題1,3と較べると正答率は低いです。しかしその中でも、より頻出で、スペルが短い単語の場合に限って正答率は高いです。

 

 

(大問2の傾向)

大問2は文法問題です。空欄補充問題、並び替えて英文を完成させる問題、空欄を埋め対話文を完成させる問題からなっています。

 

 

(大問3の傾向)

大問3は資料の読み取り問題で、メモを参考にした上で英文を完成させる問題です。空欄に入る語彙、英文の記述問題です。全体的に正答率は低く、特に英文を記述する問題は低いです。

 

 

(大問4の傾向)

大問4は対話文の問題です。前半部はテキストの部分的内容を問う選択問題が多く、後半部はテキストの全体的内容を問う記述問題が多いです。前半部の正答率が高く、後半部の正答率が低いです。

 

 

(大問5の傾向)

大問5は長文の問題です。対話文と同じく、前半部はテキストの部分的内容を問う選択問題が多く、後半部はテキストの全体的内容を問う記述問題が多いです。最近の傾向として、最後の問題がテキストの内容を踏まえた英作文の問題になっています。全体的に正答率は低いですが、そのなかでも前半部は割合正答率が高く、後半部は低いです。

 

 

 

〇(英語の対策)〇

 

(平均点を目標とする場合)

平均点を取る際の割合容易な点数の取り方としては、大問1で7割以上、大問2で5割以上、大問3で最初の1問目を当て、大問4、5で4割以上というものが考えられます。

 

大問1はリスニングのため、さほど難しい単語はでません。

大問2は基本となる語彙と文法の知識が問われます。よってまず行うことは英単語の日本語の意味を覚えることです。そのためには現在、学校で勉強している教科書の英文を読み込み、音声教材を何か一つ聞き込むと良いです。英語の教科書は現在の学年のものを徹底的に学習すれば、それ以前の学年の内容を復習できるようにできています。よって今年度に読んだ学校の英文についてはおおよその文章の内容を覚え、単語一つ一つの意味がわかる程度に読み込むと良いです。

現在教科書で行っている内容の英単語から覚え、そちらを覚えたのなら一年生の頃の英単語から覚え直すと良いです。

 

英単語を覚えるのと平行して教科書の基本文のまとめを覚えると良いです。教科書の巻末部分に基本文のまとめがあるので、そちらを活用し覚えると良いです。英単語も基本文も毎日地道に5単語ずつ、2文ずつと覚えていく方が集中力を高い状態を維持でき、総じては短い時間で覚えることができます。このように基本的な語彙を毎日地道に集中して練習し、学校の入試対策ワークで基本的な文法題を2,3回繰り返し解き、過去問を3年度分ほど解けば平均点を取得できます。

 

 

(30点台を目標とする場合)

30点台を取る際の割合容易な点数の取り方としては、大問1で8割以上、大問2で7割以上、大問3で最初の1問目を当て、大問4、5で6割以上というものが考えられます。

 

こちらも平均点を目指す場合と同じ勉強を実施し、その上で学校の入試対策ワークの標準問題までを繰り返し解くことで30点台を取得できます。

 

 

(40点台を目標とする場合)

40点台を取る際の割合容易な点数の取り方としては、大問1~3で9割以上、大問4、5で8割以上というものが考えられます。大問4,5の最後の問題は正答率が5%を切る場合もあり、こちら以外のところで確実に点数を取ることを基本的な戦略とした方が良いです。

 

こちらも30点台を目指す場合と同じ勉強を実施します。その上で学校の入試対策ワークの応用問題までを繰り返し解き、過去問を5年分、過去問に近い英語の対話文と長文を各10問ずつ解きます。これらにチェックをつけつつ丁寧に解き直すことで安定して40点台を取れるようになります。

 

(全体的な実施内容)

英語の学習で重要なのは、一度覚えた後、定着するまで一定期間同じ内容を何度も繰り返すことです。新しい内容を覚えても、覚えたそばから忘れてしまい全体の知識量が増えない、ということは避けたいです。英語は音声とスペルが一致しにくく、覚えくいところもあります。こちらは音声教材を聞き込むことでカバーできます。可能であれば覚える内容と対応した音声を聞き込むと良いです。目標ごとの対策を様々に示しましたが、何を最初にやった方が良いかをあえて言うとすれば、教科書の基本文を毎日地道に読み込み、暗唱できるようにすると良いです。そうすることで英語の基本的な型がわかり、発音、英文にも慣れるので単語も覚えやすくなるので良いです。毎日、地道に丁寧に勉強することを望みます。

 

 

相馬事務局  大槻 真之先生

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