ダメだと思いながらも、「勉強しなさい!」と叱ってしまう
保護者様とのご相談で、「つい、勉強しなさい、と叱ってしまうんです。」とお話していただくことがあります。
多くの方が、叱ってもよい結果にならないとわかっていつつも、「つい、言ってしまう。」とおっしゃります。
大切なわが子ですから、心配のあまりつい感情的になってしまうことは、仕方のないことだと思います。
一方、以前当社が行ったアンケート結果によりますと、生徒が最も親から言われたくない言葉が「勉強しなさい」になりました。
「せっかく、勉強しようと思っていたのに、言われてやる気がなくなった。」と生徒はよく言います。
とはいっても、言わなかったら言わないでやらないし・・・。
困ったものです。
では、どうすればいいのか。
反対に、生徒が最も言われたい言葉は、「勉強、頑張ってるね」という言葉になります。
「否定」ではなく、「努力を認めてほしい。」といったところですね。
お子様のちょっとした努力でも、それを認めていただけると、お子様のモチベーションアップにつながります。
最初はなかなか難しいかもしれませんが、日々のちょっとしたことの積み重ねが大事だと思います。
福島県家庭教師協会 相馬事務局 高橋 浩和