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大学入学共通テスト当日に注意したいこと

いよいよ明日から大学入学共通テストです。多くの受験生がこの日のために準備をしてきました。

一般的なことについては、高校からも説明や注意を受けていると思います。

ここでは、もう少し細かいことについてアドバイスができればと思います。

 

周りを気にしない

試験会場では、同じ高校の生徒と一緒になりますが、周りに流されないようにしましょう。試験前や科目間の休憩時間には、自分のペースで集中力を高めましょう。基本的に話をしたとしても、あまりプラスになることはないのではないかと思います。

そこで同級生の機嫌を損ねたとしても、気にしないでいいと思います。むしろ機嫌を取っても点数は増えませんので、自分のための時間にしましょう。

また不思議なことに、試験中は、周りが自分よりもできるように感じてしまいます。「自分ができなかった問題ができているんじゃないか」、「難しいと思っているのは自分だけなんじゃないか」と思ってしまいがちです。しかし、難しい問題は、だれが見ても難しいです。あなたができていない問題は、きっと周りもできていないと思ってください。そもそも、志望大学や得意教科などがみんな違うわけです。別に周りができていようができていまいが、あなたの入試には何の影響もありません。大事なのは、周りと比べることではなく、自分の点数を伸ばすことです。

 

終わった教科の反省をしない

上で書いたことと少し重複するのですが、一番やってはいけないと思っているのが、「〇〇って、答えなに?」という会話をすることです。何一つ得することはありません。もしそれで友達と答えが違っていたとしても、どちらが正解なのか、その時点ではわかりません。多数決ではないのですから、あなたの答えが正解かもしれないのです。さらに、提出してしまった回答は、どうあがいても直すことができません。気づいても手遅れなのです。それよりもそこで動揺してしまうことの方が怖いと思います。

そんな不毛なことをするくらいなら、次の強化の確認をした方が絶対にいいと思います。もしかしたら、それが出題されるかもしれませんから。

この終わった後の反省をしないことについては、科目単位だけでなく、日程にも当てはめてください。つまり、一日目が終わった後に、その日の見直しや採点をしないでください。やるのであれば、間違いなく二日目の準備です。準備が済んでいるのであれば、もう休んでください。点数によっては、ショックを受けることもあるかもしれません。そのせいで眠れなかったり、次の日に集中できなかったりしてしまったら、悪循環になってしまいます。二日目まで終わってから採点については考えるようにしましょう。

 

慣れないものを食べない

この日のために頑張ってきたので、ゲン担ぎをしたい気持ちもわかります。有名なところでは「勝負に勝つ」でトンカツとかでしょうか。大好物なんです!とかであれば、別に反対はしませんが、結構消化に悪そうですよね。胃腸の弱い人は避けた方がいいと思います。普段から食べている慣れたメニューが一番いいと思います。おいしいものは、終わってからでも食べられますし、トンカツを食べなかったから、点数が下がるなんてことはありませんから。朝に目を覚ましたくて、コーヒーや栄養ドリンクを飲む行為も気を付けたいです。普段から飲んでいるのなら大丈夫かと思いますが、カフェインは胃に負担がかかるので、緊張している状態だと、余計に悪影響があるかもしれません。気を付けたいですね。

 

いかがだったでしょうか。

「試験上の注意」に比べると、大したことない内容ばかりですが、こういった些細なことが、結果大事だったりするのです。

実はこれ、センター試験時代に浪人した教え子が言っていたことをもとに作って、それ以来、現役生にお伝えしている内容です。頭の隅の方にでも入れておいてください。

 

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