定期テスト対策をしっかりと
新学年・新学期が始まり約2ヶ月が経ちます。特にこの春から新高校生・新中学生となった生徒さんにとっては環境が変わってのスタートでしたが、学校生活にはもう慣れたでしょうか?いよいよ今月は多くの学校で最初の定期テストが行われています。中間テストや期末テストの点数は評定に影響しますので、しっかりと意識して勉強しておきましょう。
【中学生】
高校受験においては通信簿の評定は受験時に高校に出される「調査書」の点数となります。5段階評価ですので、5をもらえば、それは5点として受験の際の点数となります。また、県立高校一般選抜においては、体育や音楽などの技能教科の評定は2倍となって(5なら10点)点数化されますので、気を抜かずに取り組みましょう。なお、評定はテストの結果だけでなく、授業態度や宿題などの提出物をちゃんと出しているかどうかも評価の対象となりますので、意識して臨んでください。
【高校生】
大学受験においては、推薦を考える上で評定は大変重要になります。大学によって基準は異なりますが、一定の評定をクリアしておかないと推薦が利用できなくなります。反対に高い評定をキープしておくと、一般受験では合格が難しいと思われる大学にも推薦を利用することで合格する可能性が高くなります。推薦を利用しない場合でも、学校の評定を上げるということは学校の授業をしっかりと理解するということです。それは共通テスト・一般入試を考える上でも重要な基礎力養成につながります。
中学においても高校においても、定期テストで高得点を取り、評定を上げておくことは次の進路決定に大きくプラスとなります。定期テストで高得点を取る為には、
①「予習」をして授業の準備をする。
②日々の授業をしっかりと理解する。
③理解したら定着するまで復習(復習はなるべくその日のうちに)する。
④テストで出来なかったところは再度復習。
これらのことを日々積み重ねていくことです。これはなかなか難しい事かも知れません。特に部活やスポーツとの両立は大変かと思います。そうかといって、わからないことを貯めてしまうと、それらを復習する時間を後からまとめて作らないといけなくなります。すっかり忘れてしまってからでは、復習に要する時間も余計に必要となります。日々コツコツと上記のことを積み重ねていくことが成績向上や志望校合格への近道となりますので頑張りましょう。