大学入学共通テスト 英語
2021年度から大学共通入学テストが始まりました。昨年度までのセンター試験と比較して何が変わったのか整理したいと思います。
<配点>
筆記200点、リスニング50点 ⇒ リーディング100点、リスニング100点
<リーディング>
総語数 約2800語 ⇒ 約3900語
解答数 54個 ⇒ 47個
設問 日本語 ⇒ 英語
発音、アクセントの単独問題、語句整序 ⇒ なし
総合的 ⇒ すべて読解問題。SNS、ホームページ、プレゼンテーションなど実用的な言語活動を意識した場面設定や複数情報の整理・比較。
<リスニング>
総語数 約1150語 ⇒ 1450語以上
設問数 大問4問 ⇒ 6問
解答数 25個 ⇒ 37個
音声は2回流れる ⇒ 6問中4問が1回読み
音声の内容理解が中心 ⇒ グラフやワークシートを用い、アメリカ・イギリス他多様な話者に。
最も大きな変化は、リスニングが100点になったことです。これまで以上にリスニングの対策が求められます。また、リーディングもリスニングも語数が増え、より実用的な内容に変わっています。日頃から求められている能力を意識して、英語に慣れ親しむ必要があります。特にリスニングでは、音声の1回読みがあるため、2回読みに慣れていると聞き漏らす可能性があります。
相馬事務局 教務部 高橋 浩和