なぜテストは受けなければならないのか?!
中学生や高校生になると、毎月のようにテストが行われます。大部分の生徒は、「テストは嫌だ。受けたくない。悪い点数を取ったらどうしよう。」など出来れば逃げ出したい気持ちが、本音なのではないでしょうか。
ここで皆さんに質問です。そもそもなぜテストを受験しなければならないのでしょうか。皆さんの成績を評価する為である事は確かですが、それ以上に大事な事があります。それは、自分の弱点を把握するためです。
例えば具合が悪くなると、病院に行き診察してもらいます。お医者さんは患者さんの体調や症状などから、どこが悪いのかを調べます。
原因が見つかると、直ちに治療を行います。そして少しでも早く治るようにお薬などを飲むよう促します。やがて体調が回復し、元気になります。実はテストを受験することも全く同じ事を表しています。
①病院に行き、診察を受ける=テストを受験する
②原因が見つかる =テスト結果が返却される
③薬などによる治療を行う =テスト直しや復習を行う
④体調が回復する =成績が上がる
つまり先生たちは、皆さんの成績が少しでも早く上がる事を第一に考えてテストの受験を促しています。言い換えれば、テストを数多く受験した生徒ほど成績アップのチャンスに出会えます。もちろんテストを受験するだけでは、成績は上がりません。薬などによる治療、つまりテスト直しや復習が重要です。
最後になりますが、テスト結果に一喜一憂する事も大切です。
しかしそれ以上に大切な事は、テスト受験後の自分自身の取り組み方なのではないでしょうか。