私は前から1人で勉強するのが苦手な性格でした。そのため中学１年の時、学習の習慣をつけるために家庭教師を始めました。そして、課題などを出してもらううちに、自主学習の習慣がつき、無事磐城高校に合格することができました。

高校に入ってからは、自主学習の習慣がついたから大丈夫だと思い、一度家庭教師をやめました。しかし、次は中学の時には無かった「教科書の意味が分からない」という問題が発生しました。そのため、集団で指導を受けるより個人１人１人に合った指導を受けることが必要と考え、再び家庭教師につくことにしました。

私は「自分が考えたい所は先生の手を借りずに解き、どうしても分からなくなったら先生に教えてもらう」といった勉強をしたいと考えていました。塾などの集団での指導では、このような学習はできなかったと思います。しかし、家庭教師の先生はやりたい学習の仕方を理解してくださり、私が納得する回答をしてくださいました。一例を挙げれば「教科書の公式は分かる。しかし、なぜそこに行き着くのか分からない。」という学校では詳しく教えてくれない私の疑問を丁寧に教えてくださる、といった具合です。私が理解できるまで教えてくださったことに感謝しています。

入試の時は、理科の科目全てを使うため、先生には普段教えてもらっていない物理も教えていただきました。また、私は複数の大学の色々な企画や理科関係の部活の大会、ボランティア活動に自主的に参加することがあり、その度に曜日変更や時間変更などをしていただきました。自分がやりたいことをやりながら自分のペースで学習を進めることができたのも、家庭教師の先生のおがげだと思っています。何より、先生が私の性格や理科関係の活動にも理解を示してくださり、いつも前向きな言葉をかけてくださったことがモチベーションを保つのに大きかったと思います。竹川先生、本当にありがとうございました。