私は高校２年生の８月から高校３年生の１１月までの１年４ケ月間家庭教師の先生にお世話になりました。

特に英語の文法を中心に指導していただきました。それまでは全く理解できなかったのですが、授業回数を重ねるごとに徐々に文法の理解が深まり英語が分かるようになりました。受験本番では、自己採点の結果、英文法の範囲においては８割程正解することができました。これは先生の分かりやすい授業と手厚いサポートのおかげです。最終的に苦手だった英語がとても好きになりました。

〈担当教師より〉

Yさんとは４年ぶりの再会でした。以前Yさんの２人のお兄さんの高校受験指導を続けて担当させていただきました。２番目のお兄さんの受験が終わった３月、当時小学生だったYさんの小学校最後の春休み期間だけの指導をさせていただきました。とても良く出来るお子さんだな、というのが率直な感想でした。その後お母さんから中学校で最初の中間テストの好結果を聞き、嬉しかったことを覚えています。

「高校の数学の先生になりたいんです。」

高２の夏休みを迎えたYさんの夢を聞きました。相変わらず頑張っているようでしたが、現在アルバイトをしていて今後も続けるとのことでした。しかもそのお金で自分で月謝を払うとのことでした。それを聞いて指導の度に身が引き締まる思いでした。

指導は苦手な英語が中心で、教材は学校で使っている参考書。受験近くになり、高校から過去問演習、課外授業後等の受験対策が講じられたので、重複しないように参考書の勉強を続けることにしました。数学は本人からの質問に答える形式で、時にはLINEでの質問もありました。特別な勉強方法は無く、今回の合格はYさんの努力と強い信念の結果だと思います。

「来週からバイト再開します。」Yさんがゆっくりできたのは受験が終わってからほんの２週間。また忙しい生活が始まります。忙しさを言い訳にせず、頑張った受験勉強。そしてこれからも賢明に歩んでいくことでしょう。

Yさん、合格本当におめでとうございます。